top of page
Cover Story

炭素とは

私たちは今、この地球上でもっとも重要な元素のひとつ、
炭素について学び直そう。

Matthias Püschl_Pixabay_RGB.jpg

mining、Matthias Püschl_Pixabay

世界は脱炭素に向かっている。つい最近、G7環境相会合で、2030年代前半で石炭火力発電の廃止が合意された。ゼロカーボンなどと、カーボン=炭素は地球温暖化の元凶として目の敵にされているが、本当にそうなのでしょうか? すべての有機化合物の構成要素として機能する炭素、炭素は地球上でもっとも重要な元素のひとつとされている。地球上の動植物、微生物など地球生命体が主に炭素で構成されるようになった理由は、炭素がいろいろな化合物をつくることができるからだという研究もある。ヒトの体をつくっているタンパク質も、遺伝情報を担うDNAも、栄養として摂取する糖や脂質も炭素を中心に構成されている。しかし、炭素の酸化物である二酸化炭素(以下、CO₂)が温室効果ガスのひとつとして、世界中で削減の動きが加速している。1800年代の産業革命以降、化石燃料などによって膨大なCO₂が排出されている。ある報告書によると、1850年から2004年までのCO₂の合計量は3120億トンとされ、また森林伐採などにより放出された分は1550億トン程度、合計4670億トンにも及んでいる。しかし、そのうちの2730億トンは自然界によって吸収されている。温暖化解決への糸口がここにあるのだろう。

協会マーク_green.png

一般社団法人 日本自然環境保全協会

Japan Natural Environment Protection Society

 

本部:〒245-0063 神奈川県横浜市戸塚区原宿4-25-7

伊豆支社:〒415-0038 静岡県下田市大賀茂628

広報誌『しぜんかんきょう』

編集室:〒240-0105 神奈川県横須賀市秋谷1-10-7

理事長

 

佐藤 延男

元東海大学准教授

  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • Instagram

顧問

 

鷲尾 幸久

博士(工学)、国立研究開発法人「海洋研究開発機構」元監事 現監査室アドバイザー

一般社団法人「海洋産業研究・振興協会」監事

石川 仁憲

博士(工学)、「中央大学研究開発機構」教授

「日本ライフセービング協会」救助救命本部長

「海上保安庁」安全推進アドバイザー

許 正憲

博士(工学)、国立研究開発法人「海洋研究開発機構」特任上席研究員

CONTACT >

E: info@jneps.net

© 2021 一般社団法人 日本自然環境保全協会
Proudly created with rakuen.tv

bottom of page